【さよなら北陸本線】新幹線が来ない特急停車駅を巡る【松任・鯖江・武生】
2024年3月16日に北陸新幹線の金沢~敦賀間が延伸開業し、同時に北陸本線の金沢~敦賀が第三セクター会社に移管されてJR北陸本線としては廃止になりました。
北陸新幹線長野~金沢間の開業の際はまだ高校生だったこともあって、特急はくたかや475系が走っていた時代は知らずに終わってしまったのですが、せめて今回の敦賀開業前の北陸本線の雰囲気は記憶に留めておきたいと思い、開業直前の2月に北陸へ。
金沢~敦賀間でサンダーバードとしらさぎに乗れればそれでよかったのですが、折角なので特急停車駅の中で新幹線がやって来ない松任、鯖江、武生の3駅で降りてJR時代最後の様子を記録してみることにしました。
いずれも2024年2月23日の訪問です。
松任駅(石川県白山市)

△駅名標 訪問時点ではJRのものがそのまま使われていた

△ホームの様子
△改札口およびみどりの窓口

△松任駅F1発行の入場券


△第三セクター会社への移管に伴い定期券の発売を段階的に取りやめる旨の掲示。これは移管直前ならでは

△運賃表 東は魚津、西は湯尾まで表示

△松任駅舎 近代的な橋上駅舎である
まずやってきたのは松任駅。
白山市の中心駅で一部の特急が停車していました。
金沢市のベットタウンといった様相で、一部の特急が停車するが新幹線はやってこないという点では津幡駅なんかが近しい存在な気がします。
規模感的にみどりの窓口が無くなっていても不思議ではない気がしますが、JR最終日まで残存し現在はIRいしかわ鉄道がJR券の取り扱いを続けています。

△駅の西側にはJR西日本松任工場が広がっていたが三セク移管を待たずして閉所に

△ぷつりと途切れた線路が物悲しい
駅西側には松任工場があり、北陸地方を走る多くの車両がここで検査を受けていました。
北陸本線の三セク移管日を待たずして工場は閉鎖され、北陸本線と繋がっていた構内の線路は既に剥がされ分断されていました。
鯖江駅(福井県鯖江市)

△駅名標 左右にハピラインのピンク色が見えており、JRの表記はシール張りであることが分かる

△改札口 有人改札の先に在来線特急がやってくる、とても旅情のある光景

△鯖江駅F1発行の入場券

△鯖江駅MK1発行の入場券

△運賃表 東は森本、西は湖西線の比良、琵琶湖線の河瀬まで表記 さらにJR東海区間の東海道線も登場 松任と比べるとだいぶ関西圏や中京圏に近いことがわかる

△鯖江駅舎

△駅前には大きなメガネのモニュメントが置かれている
メガネの街として有名な場所です。
隣の武生駅と連続して多くの特急が停車していましたが、新幹線は鯖江駅や武生駅と離れたところを通過することとなり、別途建設された越前たけふ駅に停車することとなりました。
このあたりの境遇は、魚津駅、黒部駅と黒部宇奈月温泉駅の関係に似ているかもしれません。
みどりの窓口が残存しており、現在はハピラインふくいがJR券の取り扱いを続けています。
武生駅(福井県越前市)

△駅名標 こちらも鯖江駅と同様に移管に向けてJRの駅名標はシール張りとなっていた

△武生駅ホームの様子

△改札付近の様子

△武生駅F2発行の入場券

△武生駅MK1発行の入場券

△武生駅の運賃表 東は東金沢、西は湖西線の蓬莱と琵琶湖線の稲枝まで表記


△ハビライン線定期券の事前販売を伝える掲示物 これも移管時ならではと言える掲示
前述の鯖江駅とセットで多くの特急が停車していましたが、一部武生には停車し鯖江は通過するサンダーバードもありました。
前述のとおり、新幹線は武生駅と離れた場所に新たに越前たけふ駅が設けられたため、武生駅には新幹線は来ないこととなりました。

△越前たけふ駅の開業を告げる看板
~雑感~
今回はしらさぎやサンダーバードに乗りつつ松任、鯖江、武生の3駅を巡りました。
ボンネットの489系やきたぐに、トワイライト、はくたか、北越など多くの名列車が走った時代とは程遠いのかもしれませんが、特急街道と言われた北陸本線の最期の姿を記録、記憶できたことは良い思い出になるかと思います。
おわり。