ご無沙汰しております。
2023年の春頃、東京モノレール羽田空港第3ターミナル駅に突如として指定席券売機が設置されきっぷマニア界隈に衝撃が走りました。
そんな羽田空港の指定席券売機ですが、今更ながら訪問してきたので記事にした次第です。
△羽田空港第3ターミナル駅に設置の指定席券売機MV50C 英文のテプラが貼られ騒がしい見た目になっている
△券売機のトップ画面 取り扱える内容がかなり絞られている
訪日外国人向けに設置されているはずだか、デフォルトの言語は日本語になってしまっている
△おトクなきっぷボタンを押しても外国人向けのきっぷしか表示されない
△えきねっとの受け取りにて発券したきっぷ 発行箇所名は「駅たび羽田FC1」
発行箇所名はなんと「駅たび羽田FC1」
JR駅ではない羽田空港という点と駅たびコンシェルジュの名前が入っている点が特徴的です。駅たび名義の指定席券売機は全国でもここだけではないでしょうか。
また、びゅうプラザや訪日旅行センターを転換して営業している駅たびコンシェルジュはその性格上、日本人のJR券のみの購入を受けてくれない店舗が多いようです。
(かつては東京駅丸の内北口の駅たびコンシェルジュが日本人向けのみどりの窓口業務も行っていて、気軽に駅たび発行のきっぷを購入できたのですが、訪日外国人の増加によってみどりの窓口業務をやめてしまったようです。)
券売機は訪日外国人向けに設置されているようで、画面のメニュー構成が絞られているほか本体右側に外国人向け乗車券用のパスポート読み取り機が設置されています。
きっぷマニアとしては、この券売機を使って様々なきっぷを発券してみたいところですが、えきねっとの受け取りと購入用QRコードがある企画乗車券くらいしか発券できないようです。
平日の夕方に訪れてそれなりに券番が進んでいたので、ある程度は使われているようですが、隣のwelcome suicaの券売機には訪日外国人の行列ができていたのに対しこちらの指定席券売機は誰も並んでいなかったので、今後も設置され続けるのか気になるところです。
余談ですが、2031年にはJRの羽田空港アクセス線が開業する計画となっているので、将来的には羽田空港で発券されたJR券という点については珍しくなくなってしまうでしょう。
おわり。