最近JR東日本の駅に「STATION BOOTH」というシェアオフィスが設置されているのをよく見かけます。
これがSTATION BOOTH。大きな駅のエキナカ等でよく見かける。
私は現在テレワーク等とはあまり縁の無い仕事をしているので、このようなシェアオフィスにはあまり関心が無かったのですが、JR東日本の株主サービス券にSTATION BOOTHの無料券が入っていたことをふと思い出し、利用してみることに。
株主サービス券に入っていたSTATION BOOTH無料券。
裏面に記載されているQRコードを使用する。
使用レビュー
いざ利用券片手にSTATION BOOTHへ。
利用券を使う場合は予約不要ですが、HPから空き状況を見れるので確認しておくとよいでしょう。
扉横に小さな液晶がついており、こちらで手続きを行います。
今回は利用券の裏面記載のQRコードを読み込むことで解錠されました。
いざ中へ。
1人用のシェアオフィスですが、2人座れそうな大きさのベンチが置かれており、大きな荷物を持っていても余裕で使える大きさです。
壁面にはモニターが付いており、ネットカフェみたいだなあと思いました。
壁面に書かれた注意書き。
モニターはPCと接続して使うものらしいです。
持参したPCはHDMIの端子が無いものだったため、今回はモニターは使えず。
モニターの下には備え付けのアルコールスプレーのほか、照明のスイッチやコンセント、USB端子がありました。
扉がガラス製のためか、あまり圧迫感は感じず。
退出時間の5分前と退出時間になると、退出を促す放送が流れます。
雑感(外でオンライン会議をするには良い空間だと思う)
今回初めてSTATION BOOTHを使いましたが、この施設のメリットは外出中に静かなプライベート空間を確保できることだと感じました。
よって、オンライン会議などといった、静かな空間を必要とする作業に向いてるのだろうなと思います。
一方私は、1時間の無料利用時間をノートパソコンでのこの記事の下書き作成と資格取得のための参考書閲覧に充ててみました。
快適に作業することができましたが、15分275円という通常料金を払ってこの使い方はしないなあと思いました。
ただのパソコン作業や自習なら、ある程度の居住性のカフェを使った方が飲み物が飲める上に安く済むからです。
ただ、期限の迫っている課題をやらなくてはいけないだとか、試験直前に集中して勉強したいといった場合は、あえてSTATION BOOTHに料金を払うのもアリだと思いました。
利用料金を払うことで、無駄にしないために集中してタスクをこなす状況に追い込むためです。
私は学生時代、大学の図書館をよく勉強に利用しており、社会人になってから勉強等をする場合はその場所探しに困っていたのですが、追い込みたいときはSTATION BOOTHを選択肢の1つに入れても良いかなと思いました。
以上雑感でした。
シェアオフィスとカフェの中間のような施設もある
雑感にてカフェとの比較をしてしましたしたが、JR東系列の施設では「BECK'S STATION LOUNGE」という時間制カフェがあり、カフェながら料金体系はシェアオフィスに近いというものがあります。
2022年6月現在ではさいたま新都心と東中野にしか店舗が無いようですが、こちらもいつか使ってみたいところです。
おわり。