あくてい雑記

旅行記,きっぷの話,その他思ったこと,考察など を書く予定

2年ぶりに声優ライブを見に行った雑感

3月27日、声優アーティスト石原夏織さんのライブに参加してきました。

 

ishiharakaori.com

 

声優さんのイベントに行ったのは実に2年ぶり。

コロナ流行と同時に社会人になってしまい、イベント系に行きづらくなってしまっためすっかりご無沙汰でした。

 

その中で思ったことをいくつか。

 

(この手の感想を書くのは初めてなので見苦しい文章になっていると思います。ご承知おき下さい。)

 

・特に良いと思った曲、演出等

 

今回のライブで印象に残っている曲が、「Against.」と「夜とワンダーランド」のアコースティックアレンジ。

 

www.youtube.com

Against.はライブ前そこまで印象に残っていない曲だったのですが、生で聞いてみると2曲目という会場を温めなくてはいけないタイミングぴったりでした。

 

www.youtube.com

 

夜とワンダーランドは元々かなり好きな曲だったのですが、生演奏によるアコースティックアレンジにて披露されました。

これがとても印象に残っているので、是非映像化して頂いてもう一度聞きたいところです。

 

・現地でライブを見に行くと元気になれる

 

好きなアーティストの曲を生で聞いたらそりゃ明るい気持ちになるでしょって話です。

自分も頑張ろうとか、そういった感情が沸いてきます。高揚感に釣られてるのでしょうけど。

 

また、コロナになってから一度中継映像でライブを見たことがあるのですが、やはり現地での鑑賞には敵わないなあと思いました。

 

 

・個人アーティストのライブは満足度が高い

 

個人アーティストのライブは、コンテンツ物のライブと違って目当てのアーティストさんしか出てこないので、満足度が高いという話です。

 

思い返してみると私が声優さんに興味を持ったきっかけってア○マスだったので、今までコンテンツ物のライブに行くことが多かったんですよね。

特にア〇マスのような特にキャラの多いコンテンツの場合、自分の推しのキャラor声優さんが出ている時間って限られますし、中にはそこまで好きではない曲やキャラクターもいるのです。

コンテンツに対する愛がある方なら自分の推しが出ていない時間も楽しめるのでしょうが、自分にそれはできなかったなあと思います。

 

一方個人アーティストの場合は、基本的に全肯定してライブを聞けるので小難しいことを考えずに楽しめるということに気が付きました。

基本的には目当てのアーティストしか登場しないワケですし、この曲好きじゃないな…という曲も無かったので、そりゃ満足度高いですよね。

 

※特定のコンテンツを否定するつもりはありません。不快に思われた方はごめんなさい。

 

・コロナ前と変わってしまったもの

 

前後両隣の席が空いている

快適で見やすいけど2階席から見ると観客が少なく見えて寂しいですね。ギチギチに客席が埋まっているという見た目も、盛り上がりの一要素だったのだと感じました。

 

コール等の声は出さない

今回は特にレギュレーションに書いてなかった気がしたのですがこの2年で暗黙の了解になってしまったんですかね。

アンコールの声掛けも無いので、アンコールの前もひたすら手拍子をして待ちます。

 

観客マスク着用

立ってペンライト振ったり飛んだりしてたら最後の方苦しかったです。ただの運動不足、おわり。

 

 

以上、雑感でした。

【3月31日終了】分倍河原駅の出札補充券を購入

JR南武線京王線分倍河原駅では、JR東日本の駅係員が配置されておらず京王電鉄の駅係員がJR線の駅業務も行っています。

 

その状況下で、JR線の短距離券売機で購入できない乗車券を出札補充券を用いて京王電鉄の駅係員が販売するという取り扱いが行われていたのですが、3月31日を持って終了してしまいました。

 

今まで1度も訪れたことが無かったので、終了間際でしたがきっぷを購入してきました。

 

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分倍河原駅舎。

改札係員にJR券を購入したい旨を伝えることで購入できました。

 

 

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乗車券類の取り扱い終了を知らせる掲示物。

今後は立川駅府中本町駅みどりの窓口へ行くように書かれている。

 

ここ2~3年前からだったと思いますが、JR東日本では最寄りのみどりの窓口のある駅までの運賃を払い戻す取り扱いを正式に行うようになりました。

今回、分倍河原駅で補充券の取り扱いが終了したのも、このことが理由の1つにあるのかもしれません。

 

f:id:acty217:20220402211918j:plain購入した乗車券。

 

 

スキャンしたものは券面が白くなっていますが、実際はこのように薄い青色をしています。

 

ツイートにもあるとおり、改札できっぷを購入したいと申し出てから乗車券が完成するまで30分ほど掛かりました。

この間に、分倍河原駅の係員がJRへきっぷの発売可否等を電話で確認してから補充券に記入を行っていたようで、よくこんな面倒な取り扱いが今まで残っていたなあと思いました。

 

 

おわり。

【色づく世界の明日から】長崎市内聖地巡礼 (2020/12)

超今更なのですが、2020年12月に長崎市へ旅行したときの写真を記事にしていなかった(1年間書きかけの下書きを放置してた)のでここに載せます。

 

私の好きなアニメ5選に入る作品「色づく世界の明日から」の聖地を巡りました。

見ていないオタクは今すぐAmazon Primeかdアニメで見てください。

 

www.iroduku.jp

 

1日目(2020年12月19日 土曜日)

羽田空港からJALに乗って長崎空港へ。

長崎空港からは大村駅までバスを利用し、大村駅から長崎本線の旧線経由で長崎駅へ。

大浦湾沿いを走る素敵な車窓を楽しみました。

 

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高架化によって移転した新ホームへ到着。

前回長崎へ来た時にはまだ旧ホームを使用していたので、なんだか浦島太郎になった気分。

 

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仮通路として残された旧ホーム。

変わり果てた姿にショックを受けつつ、路面電車へ乗ってホテルへ行き荷物を預け、旅の本題である聖地巡礼へ。

 

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グラバースカイロード。

作中で何度か登場した斜めに走るエレベーター。

 

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グラバースカイロードの先にある垂直エレベーター付近からの夜景。

 

夜景に感動してたら体が冷え切ってしまったので、1日目はここで撤収することに。

ただただ寒かった…(当日の最高気温9℃)

 

2日目(2020年12月20日 日曜日)

まずは聖地の密集しているグラバー園方面へ。

 

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ファミリーマート長崎グラバー通り店。

1話で迷子になっていた瞳美と写真美術部メンバーが出会った場所。

 

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作中で度々登場する記念坂へ。

この日は曇りがちでしたが、日が差してくれました。

 

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大浦展望公園。

山の下の街並みが見渡せます。

高台にいるのに、景色の奥にも住宅が立ち並ぶ山が見えるのがいかにも長崎らしいです。
作中にも登場したここのベンチで1日中読書してたいなあ… 

 

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EDで出てくるカット。

高架橋のような構造物はグラバースカイロードの垂直エレベーター。

 

 

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グラバー園に入り旧三菱第2ドックハウスより、OPで登場したカットを。

背景には女神大橋も。

 

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園内には色づくの立て看板が。

放送から時間が経ってもこうして作品が愛されているのは嬉しいポイント。

 

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園内の自由亭にてカステラとコーヒーを。

ここもまた聖地なのですが、他の客が多かったため写真は撮らず。

 

 

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グラバー園を出て周辺のOPカットを巡る。

 

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ここらで一旦引き上げて、夕方水辺の森公園へ。

 

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作中で出てきたカットを。

 

長崎市内では希少な平らで開けた場所。

市民の憩いの場となっているようでした。



3日目最終日(2020年12月21日 月曜日)

この日は聖地巡礼とは関係なく、路面電車を乗り潰したり出島を観光したりしていました。

 

帰る直前で時間が余り、バスターミナルから程近いオランダ坂へ。

 

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OPのカットを撮影。

 

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新地ターミナルのバス停。

作中でタイムスリップするときに出てきたバス停が同じような柄でした。

長崎バスのバス停を参考に描かれたのかもしれません。

 

余談①(次に生かそうと思った点等)

 旅行に行くと、「ここも行けたのに」とか「申し少し天気が良ければ」とか、後悔することが出てくる訳ですが、今回のそういった点をこちらにまとめます。

 

・寒かった

 旅行した3日間は、12月にしては気温が低く、寒かったことが記憶に残っています。暑いよりはマシと思って高を括っていましたが、寒い中何時間も出歩いていると疲れたり体が冷えたりします。長時間出歩いて聖地巡礼するようなときは、もう少し気候のいいときにしたいと思いました。

 

・体力が足りない

 上記とも被りますが、長時間出歩いていたら単純に疲れました。思い返すと、私生活の中で1日中屋外で過ごすことってあまり無いんですよね。日ごろから外出したり体力向上に努めることが大切だと実感しました。

 

Bluetoothイヤホンを持っていなかった

 聖地巡礼するほど好きになった作品って大体サウンドトラックを持っているので、聖地を訪れた際にサントラを聞きながら歩いたりするのですが、有線のイヤホンだと絡まって邪魔くさいです。特に首からカメラを提げていたりするとなおさらです。聖地でサントラを聞くのが好きな方はBluetoothイヤホンを買いましょう。

 (ちなみに、この旅行のあとで18,000円くらいのBluetoothイヤホンを購入したのですが、購入の1か月後に片耳を紛失しました。無くしやすいというデメリットもあります。)

 

 

余談②(当時の情勢について)

2020年12月というとちょうど新型コロナウイルスの第3波が始まった時期であり、政府の「Go To トラベル」事業が一時停止となった時期です。(書いている2022年2月現在も一時停止中。)

私は予約していた日程がギリギリGo To トラベルの対象であったためキャンセルせずに旅行してきました。滑り込みセーフという訳です。

 

2020年の10月や11月ごろはGo To トラベル全盛であり、どこか浮かれた、コロナ禍も終わりが見えてきたようなムードの世の中であったと記憶しています。

その時期から1年経ちましたが、未だに新型コロナウイルスの流行は続いており、あと数十年はこの世の中が続くのではという気さえしてきます。

 

別に感染が拡大していても旅行に行けない訳ではないですが、私はどこか後ろめたさを感じるのと、万が一旅行から帰ってから発症したら怖いという点が懸念であります。

 

とはいえ、あまりビビっているとどこにも外出できなくなってしまうので、感染が落ち着いている時期を狙う等の工夫をしながら旅行という趣味を続けようと思いました。

 

コロナとは長い付き合いになりそうですが、気兼ねなく旅行に行けるようになる日が来ることを祈るばかりです。

 

 

おわり。

【窓口閉鎖】JR東日本横浜支社 2021年 みどりの窓口営業終了駅を巡る

ご無沙汰しております。

 

2021年9月から12月にかけて、JR東日本横浜支社管内においてみどりの窓口の営業が終了した駅が13駅ありました。

営業終了となった全駅を巡り、窓口にて入場券を購入してきたので営業終了順でここにまとめることとします。

 

保土ケ谷駅 (9月15日営業終了)

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保土ケ谷駅F1発行入場券。

 

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保土ケ谷駅みどりの窓口全景。

 

一連の窓口営業終了の中で一番最初の駅となった保土ケ谷駅

窓口の外観はかつては3つ窓があったような雰囲気で、改札の突き当りに位置していました。

また、窓口営業終了と同時に駅業務がJR東日本の直営からJR東日本ステーションサービスへと移管され業務委託駅となりました。

 

所在地:神奈川県横浜市保土ケ谷区

2020年度1日平均乗車人員:26,038人

 

 

新川崎駅(9月28日営業終了)

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新川崎駅F1発行入場券。

 

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新川崎みどりの窓口全景。

 

9月28日に窓口営業終了となった新川崎駅。

保土ケ谷駅新川崎駅と横須賀線の駅が続いて営業終了となりました。

駅事務室が改札と窓口で一体になっている構造でした。

 

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窓口営業終了となった各駅には事前に営業終了に関する掲示がされていました。

しかし新川崎駅では通常の掲示物とは別に、徒歩圏内にある南武線鹿島田駅の窓口へ誘導するものがあり特徴的でした。

隣接の武蔵小杉駅は窓口のある北改札(南武線口)まで横須賀線ホームから距離がありますし、横浜駅までは10分ほど乗車時間があることを考えると、徒歩で行ける鹿島田駅へ誘導するのが妥当なのだと思います。

新川崎駅から鹿島田駅までは、屋根付きのデッキを介して徒歩移動することができます。

 

所在地:神奈川県川崎市幸区

2020年度1日平均乗車人員:21,904人

 

 

大磯駅(9月28日営業終了)

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大磯駅F1発行入場券。

 

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大磯駅みどりの窓口全景。

 

新川崎駅と同日に閉鎖となった東海道線大磯駅

駅事務室は改札と一体のタイプでした。

大磯町唯一の鉄道駅ですが今回営業終了となってしまいました。

一連の窓口営業終了駅の中で当駅のみ電車特定区間外に位置しており、入場券の値段が区間内より10円高い150円となっています。

 

所在地:神奈川県中郡大磯町

2020年度1日平均乗車人員:5,910人

 

 

大口駅(10月7日営業終了)

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大口駅F1発行入場券。

 

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大口駅みどりの窓口全景。

 

10月に入ると横浜線の駅で窓口の営業終了が始まり、ここ大口駅と後述の鴨居駅が先陣を切りました。

駅事務室は窓口と改札が一体で、一連の営業終了駅の中ではかなりコンパクトな駅舎だと感じました。

隣接の菊名駅の窓口も12月で営業終了となったので、窓口に用のある人は東神奈川駅へ行ってねということなのでしょう。

 

所在地:神奈川県横浜市神奈川区

2020年度1日平均乗車人員:15,146人

 

 

鴨居駅(10月7日営業終了)

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鴨居駅F1発行入場券。

 

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鴨居駅みどりの窓口全景。

 

大口駅と同日に窓口営業終了となった鴨居駅

快速が停車し、近隣にららぽーと横浜もあることから結構大きな駅という印象がありましたが、窓口営業終了となりました。

なお今回窓口営業終了となった駅のうち、1日平均乗車人員は菊名駅に次いで2番目に多いです。

 

所在地:神奈川県横浜市緑区

2020年度1日平均乗車人員:29,426人

 

 

成瀬駅(10月19日窓口営業終了)

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成瀬駅F1発行入場券。

 

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成瀬駅みどりの窓口全景。

 

10月19日には成瀬駅古淵駅が窓口営業終了となりました。

成瀬駅は今回巡った駅の中で唯一東京都に位置しています。

 

所在地:東京都町田市

2020年度1日平均乗車人員:14,285人

 

 

古淵駅(10月19日営業終了)

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古淵駅F1発行入場券。

 

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古淵駅みどりの窓口全景。

 

成瀬駅と同日に窓口営業終了となった古淵駅

当駅は窓口が室内に位置しており、さらに窓口の横には指定席券売機が置かれていました。

今回巡ってきた駅の多くは窓口が室外にあるタイプでしたので、珍しいレイアウトのように感じました。

 

成瀬駅古淵駅の窓口が営業終了となったことで、町田駅の両隣の駅からみどりの窓口が無くなったことになります。

 

所在地:神奈川県相模原市南区

2020年度1日平均乗車人員:17,697人

 

 

石川町駅(10月28日窓口営業終了)

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石川町駅F1発行入場券。

 

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石川町駅みどりの窓口全景。

 

10月28日には根岸線石川町駅本郷台駅の窓口が営業終了となりました。

 

石川町駅みどりの窓口山手駅寄りの元町口にあり、てっきり関内駅寄りの中華街口にあるのかと思っていただけに意外でした。

なお、窓口の位置していた元町口は2018年頃にバリアフリー工事がなされたようで、比較的新しそうな外観をしていました。

 

所在地:神奈川県横浜市中区

2020年度1日平均乗車人員:23,303人

 

 

本郷台駅(10月28日営業終了)

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本郷台駅F1発行入場券。

 

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本郷台駅みどりの窓口全景。

 

石川町駅と同日に窓口営業終了となった本郷台駅

横浜市栄区唯一の鉄道駅であり、特定都区市内制度「横浜市内」の最南端の駅でもあります。

根岸線本郷台駅と1日平均乗車人員が同程度の洋光台駅は2016年に窓口が営業終了しており、当駅も時間の問題だったのかもしれません。

 

所在地:神奈川県横浜市栄区

2020年度1日平均乗車人員:14,648人

 

 

尻手駅(12月9日窓口営業終了)

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尻手駅F1発行入場券。

 

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尻手駅みどりの窓口全景。

 

一連の営業終了で唯一の南武線の駅である尻手駅

南武支線及び新鶴見方面への貨物線と分岐しているためか小規模ながら直営駅となっており、直営故に窓口が残っていたのかもしれません。

 

隣の矢向駅横浜市鶴見区に位置しているためか、当駅と川崎駅、鶴見線川崎市内各駅、南武支線の各駅は川崎市に在りながら特定都区市内制度「横浜市内」の駅となっています。

なお、当駅の駅舎は川崎市に位置していますが、駅のすぐ西側は横浜市となっています。

 

※代替となる指定席券売機等は設置されず、尻手駅ではマルス券を購入できなくなりました。(2021年12月現在)

 

所在地:神奈川県川崎市幸区

2020年度1日平均乗車人員:12,171人

 

 

根岸駅(12月9日窓口営業終了)

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根岸駅F1発行入場券。

 

窓口全景は撮り忘れてしまいました。

 

根岸線の由来とも言える根岸駅も窓口営業が終了。

只見線にも根岸駅があり、そちらと区別するためにマルスの駅名印字では「(岸)根岸駅」と駅名の前に(岸)が付きます。

 

隣の磯子駅も2020年にみどりの窓口が営業終了し話せる券売機へ置き換えられており、窓口へは関内駅新杉田駅まで行かなくてはならなくなりました。

 

所在地:神奈川県横浜市磯子区

2020年度1日平均乗車人員:17,747人

 

 

菊名駅(12月20日窓口営業終了)

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菊名駅F1発行入場券。

 

窓口全景は客が途切れなかったため撮れず。

 

横浜線東急東横線の乗り換え駅の菊名駅

一連の営業終了駅の中で唯一JR東日本乗車人員ランキングの100位以内に入っており、ある程度の規模の駅であることが伺えます。

 

窓口が閑散としている様子も無く、隣の新横浜駅にはJR東日本の窓口が無い上、隣の大口駅の窓口も営業終了してしまっている中で菊名駅の窓口を閉めてしまうのはかなり大胆だなあと思います。

なぜ営業終了となったのか、推測ではありますが新横浜からの東海道新幹線のきっぷの売上が多く、JR東日本の収益にあまり寄与していない可能性があるのではないでしょうか。

現に私が訪れた際も前に並んでいた方は東海道新幹線のきっぷを買い求めていました。

 

最寄りの窓口は東神奈川駅中山駅横浜駅となりました。

(皮肉にも横浜線でなく、東急東横線横浜駅の窓口まで行くのが一番便利な気がします。)

 

※今後、話せる券売機(アシストマルス)が設置されるそうです。

 

所在地:神奈川県横浜市港北区

2020年度1日平均乗車人員:36,355人 (JR東日本各駅乗車人員 97位)

 

 

逗子駅(12月20日営業終了)

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逗子駅F1発行入場券。

 

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逗子駅みどりの窓口全景。

 

横須賀線逗子駅菊名駅と同日に窓口営業終了となりました。

 

列車の増解結が頻繁に行われ折り返し列車も多いことから、運行上の駅の規模は大きなものになっています。

今回の窓口営業終了により、横須賀線大船以南でみどりの窓口がある駅は鎌倉駅横須賀駅久里浜駅の3駅のみになりました。

 

※窓口営業終了翌日より話せる券売機(アシストマルス)が稼働開始しました。

 

所在地:神奈川県逗子市

2020年度1日平均乗車人員:20,786人

 

 

雑感

今回は横浜支社みどりの窓口営業終了駅13駅を巡りました。

 

単純な駅巡りも楽しむことができまして、横浜線大口駅鴨居駅成瀬駅古淵駅は今回初めて降りました。

電車で通過するだけでは分からない駅舎や駅前の雰囲気を感じることができ、近場でも新たな発見ができるものだと思いました。

 

 

みどりの窓口について、JR東日本はコロナ禍において窓口の削減やチケットレス化を進めると明言しており、窓口が減っていくことは致し方ないのかなと思います。

 

しかしきっぷとは輸送の契約書であり、駅係員の手によって発行されたきっぷを手にすることは正にその契約を結んでいる実感がして、それが旅行の楽しみの1つであると私は思うのです。

券売機でも長距離のきっぷや特急券は買えますが、どことなく味気無さを感じてしまします。

学生時代には学割の乗車券を購入する際に窓口にお世話になりましたが、長距離の乗車券を購入すると出発が迫る旅行にとてもワクワクしたものです。

いずれ紙のきっぷ自体が過去のものになるか、現在の補充券や常備券のように珍しいものになる時代が来ると思いますが、暫くは窓口できっぷを購入する経験ができるといいなと思います。

 

 

参考:JR東日本 各駅の乗車人員 2020年度

www.jreast.co.jp

 

おわり。

【危険踏切】廃止直前の横須賀線山の根踏切を見る(2021/8/17)

 JR横須賀線逗子駅の東側約300メートルの場所に「山の根踏切」という踏切が存在していたのですが、2021年8月20日をもって廃止されました。

 山の根踏切は遮断機と警報機が無い上に渡る幅が長いことから、危険な踏切として有名だったらしく何度か死亡事故も起きていたとのことです。

 

 この踏切の存在は知っていたものの、じっくりと見たことは無かったので廃止直前に訪れてみました。 

 

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 逗子駅西口から県道205号を線路沿いに歩くこと約5分、山の根踏切に到着。

 廃止の看板が目を引きます。

 

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 県道側から踏切内部を見る。

 一番手前の線路は京急神武寺駅へと続く引き込み線で、その奥の2本が横須賀線の本線、さらに奥が逗子電留線へと続く線路群です。

 神武寺駅への引き込み線はJ-TRECへの車両の入出場の際に使用されます。

 

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 横須賀線上り列車が通過。

 

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 踏切を渡り南側から。

 看板の多さが目立つ上に柵が多く人1人が通るのがやっとの幅しか開いていません。自転車等に入られないようにするためでしょうか。

 

 

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 横須賀線の下り列車が通過。

 踏切の南側からだと本線が遠く、渡っている間に列車が接近するなんてことがあるのかもしれません。

 

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 踏切の東側に広がる逗子電留線。

 逗子駅では増解結が頻繁に行われることもあって重要な設備となっており、出入庫の頻度も高いです。

 

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 手前の留置線からE217系が出庫。

 この絵面を見ると留置線側の見通しが悪く、飛び出しを防止するためにも柵が厳重になっているのかもしれません。

 

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 奥側の留置線からE235系が出庫。

 E235系と山の根踏切のコラボは1年経たずに見納めとなりました。

 

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 留置線群と本線の間には若干の余裕があります。

 本来はダメなはずですが、渡っている途中で列車が接近してしまったときはここで待機していても列車は止まらさそうな雰囲気でした。

 

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 踏切の前にはこんな旗が…

 

 山の根踏切の北側から京急線の逗子・葉山駅方面へ行くには、この踏切を渡ると近道だったらしく住民の反対運動が続いていたようです。

 廃止による新たな代替手段も設けられていないので、今後は約300m逗子駅側にある踏切と歩道橋を使うこととなります。

 私としては訪れてみて危険だと感じましたし、現に死亡事故も起きている訳ですから廃止となってしまったのも致し方ないと思いますけどね。

 

 

 山の根踏切の地図。

 

 -参考-

www.kanaloco.jp

山の根踏切廃止を伝える神奈川新聞の記事。

 

 

おわり。

【えきねっと】連絡乗車券を発券して遊ぶ

2021年6月末に大幅リニューアルされ、その内容が良くも悪くも話題となっているえきねっと

 

そのリニューアルによって、何故か発券できる社線(私鉄)との連絡乗車券が大幅に増えてしまいました。

どうやらマルスに運賃が登録されている社線の駅との連絡乗車券は概ね発券できてしまう仕様となっているらしく、一部規則的にアウトなもの発券できてしまうようです。

 

アウトなものも発券できるといことはいつ塞がれてもおかしくなさそうなので、今のうちに少し遊んでみることとしました。

 (もちろん実使用して問題なさそうなものを購入、使用しています。)

 

松田・新松田接続 小田急線 

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辻堂から御殿場線経由松田・新松田接続で小田急線小田原までの乗車券です。

JR線の小田原と小田急線の小田原を区別するために「(小田急線)小田原」と印字されます。

このJR線と社線を区別するために「(○○線)○○」と印字されるのが個人的に好きだったりします。

 

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申し込みの画面。

ちゃんと松田と新松田の間は徒歩って出るんですね。すごい。

 

基本的に小田急線は全ての駅が運賃登録されているようです。

JR東海と特急ふじさん号の乗り入れがあるためでしょうか。

 

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なお、JR線との乗り入れの無い藤沢接続でも申し込み画面へ進めました。

 

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ただし登戸新宿間に関しては、通過連絡運輸が廃止された経緯があるためか新宿着登戸着となる乗車券は発券できないようです。

(規定上は発売できるがあえて運輸登録されていないのだとか。)

 


横浜接続 東急線

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続いて東急線桜木町から横浜接続白楽までの乗車券です。

東急線はJRとの乗り入れはありませんが運賃登録がされており、発券することができました。

 

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ただし、全ての駅が運賃登録されている訳では無いようで、他に大倉山までは申し込みできましたが元住吉までは申し込みできませんでした。

これは恐らく東急線の場合、接続駅から社線内の運賃が同一の駅のうち最も高額な駅のみ運賃登録されているからではないかと思われます。 

 

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参考に東急線横浜駅の運賃表です。

反町-白楽間が130円区間、妙蓮寺-大倉山間が160円区間となっており、白楽と大倉山はそれぞれ運賃が同一の区間中では最遠の駅となります。

一方申し込み画面に進めなかった元住吉は、横浜から220円区間ですがその最遠に位置していません。

 

 

考察

これらの連絡乗車券は、今までも係員用のマルス端末(=みどりの窓口) では発券できたもので、それが何故かえきねっと上に開放されてしまった形のようです。

ICカード全盛のこの時代に、一般人に対してJR線との乗り入れが無い社線との連絡乗車券の需要があるとは考えにくいので、何らかの都合で開放されてしまったのでしょうか。

私はJRの中の人でも何故かマルスのことを何でも知ってるオタクでも無いので、詳しい経緯は分かりませんが。。。

 

 

雑感

みどりの窓口の閉鎖やチケットレスの推進など暗い話題の多いきっぷ界隈ですが、久々に面白い話題が出た気がします。

私自身も社会人になってことやコロナ禍で旅行しづらくなったことできっぷを買う機会が減っていたので、きっぷ系の話題はご無沙汰となりました。

 

リニューアルされたえきねっと自体については、軽く弄ってみたところ前より使いづらくなった感じがします。

しかしJRE POINTを航空会社のマイルのように特典の特急券として使えるようになるなど気になる新機能もあり、今回の連絡乗車券でなく一般的な使い方をした際にまたレビューしてみたいところです。

 

 

おわり。

横須賀線の終端部を見る(2021/5)

横須賀線の終点、久里浜駅

その久里浜駅より更に南側まで踏切のある引き上げ線があるとのことで気になっていたので見てきました。

 

 

 

引き込み線は京急久里浜線と平行する形で京急久里浜駅よりも南側まで伸びています。

 

久里浜駅横の留置線に停泊する編成をホームへと入れ替えする際に使われているようで、朝晩のみ列車が入線する姿を見ることができるようです。

 

今回は引き上げ線上に存在する2つの踏切を中心に見ていきます。

 

 

八幡第1踏切

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久里浜駅から1つ目の踏切で、交通量の多い道路と交差しています。

写真の左側が久里浜駅で奥には京急線の高架橋が見えます。

列車が入線する際は、この八幡第1踏切上で一旦停止して方向転換する形となるようです。

 

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反対側から見る。

立派な踏切ということもあり、引き上げ線というよりは本線にも見えます。

  

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八幡第1踏切より久里浜駅方を見る。

障検も付いています。

 

 

 

八幡第2踏切

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久里浜駅から2つ目の踏切となる八幡第2踏切。

八幡第1踏切と比べるとグレードダウンして第4種踏切となります。

奥には京急線の高架が見えます。
 

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久里浜駅方を見る。

列車はこの踏切の手前まで入線して駅方に折り返していくようで、停止位置目標と昇降台が設置されています。

つまりこの踏切上に列車がやってくることは無い訳ですが、一応踏切なので道路側には一旦停止するように警告の表示があります。

 

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八幡第2踏切の南側には車止めが置かれています。

久里浜駅側から見ると、踏切の手前に停止位置がありその奥に車止めがある訳で、珍しい形ではないか思います。

いっそのこと車止めを踏切よりも駅側に置いて踏切を廃止した方が安全な気がしますが、そうすると引き上げ線の有効長が足りなくなってしまうんですかね。

 

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線路はもう少し南側へ続いています。

 

 

終端部

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八幡第2踏切の更に南側にある終端部。

雑草が伸びていてよく見えませんが、こちらにも車止めの姿が確認できます。

 

この先、京急久里浜線と合流して三崎口を目指す計画があったとか無かったとか。

 

 

以上、横須賀線の終端部の紹介でした。

 

おわり。